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あなたの「たぶん」は何パーセントの事をさすの?

 

「たぶん」という言葉を辞書で調べてみると「(多くの推量の話を伴って)おそらく、たいてい」、「その可能性が強いさま、多くは」という意味をもつ。ここでの可能性というのはどれくらいの確率なのか明記されていない。実際に会話での「たぶん」というのは会話の内容や人の捉え方によって確率に違いがでてきます。

しかし、英語の文法では異なってきます。例えば、「presumabley」という単語は「おそらく、たぶん、どうやら」という意味だが、なんらかの事象が起こる確率は80%であって確率が明記されているのです。

他にもたぶんという意味の単語には

単語

意味

確率

Probably

おそらく、たぶん、たいてい

7080%

Likely

たぶん、ありそう

6070%

Perhaps

たぶん、おそらく

3040%

Possibly

たぶん〜であろう

20%

があって誤差はあるが確率は示されています。

そして「まれ」という言葉も確率(頻度)を表すが他にも
「めったに」「ほとんど」「だいたい」「たいてい」もまれと
ほぼ同じ意味をもつため日本語はとても複雑な言葉だと思います。
特に医療職では患者様に直接的に携わる事が多いため「たぶん〜しました」と言ってしまうとその行った行為がやったのかやってないのか曖昧になり混乱を招くのでなおさら「たぶん」という言葉は使わないほうが良いと考えます。出来る事であれば日常会話でも「たぶん」という言葉は事象をあやふやにしてしまうので使用しない事が一番かもしれないですね‥‥‥