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広めよう!生涯スポーツ 2

 

Curolling(カローリング/ターゲット形式)
<カローリングを知ろう!>
氷上のスポーツカーリングをヒントに室内で気軽に楽しめるスポーツとして1993年に名古屋で誕生しました。
  3世代でできる新しいスポーツで、体育館やオフィスなどの屋内フロアで、よりスリリングに楽しむ事ができるように開発した「ジェットローラー」を、フロアの先端に設けたポイントゾーンを目標に走行させ、相手チームと交互に投球し、ぶつけ合いをして得点を競います。現在では海外にも普及しつつあります。
 
<カローリングは、どうやってするの?>
 スポーツ施設やオフィスなど身近な施設のフロア面に円形の標的が描かれたポイントゾーンと呼ばれる正方形の特殊合成紙を貼り付けます。コートは全長13メートル、幅3メートルのコートで行ないます。ポイントゾーンは、94cm正方形、厚さ、0.15cmの特殊合成紙に標的となる直径90cmの円形が中心から赤(3点)、黄(2点)、青(1点)の3色カラーで印刷されている。床面に片面テープで貼付る。手軽なメジャー競技、本格派のマスター競技、簡単なジュニア競技がありますが、ここでは手軽に取り組むことのできるメジャー競技を紹介します。
1.1チーム3人でジェットローラー(主体部は直径
  25.8cm、厚さ4.6cm、重さ3.7kg、裏側にベアリン
  グ入りホイールがついているので床面を軽快に回
  転走行する。色は、赤・黒・黄・緑・青・橙の6
  色)6個を使用します。

2.先攻・後攻を決め相手チームと1個ずつ交互に投球します。
 各プレイヤーが2球ずつ投球し、1試合が終了するまで投球順を変更できません。
3.2イニング目以降は前のイニングで得点したチームが先攻になります。
  両チーム無得点の時は前のイニングで先攻したチームが再度先攻になります。
4.標的にジェットローラーが接触している場合、中心に最も近いローラーのチー 
  ムが勝利になります。
5.負けチームは0点で、勝ちチームは負けチームのローラーより中心に近いロー
  ラーの数に応じて得点が与えられ、接触する標的の色が赤だと3点、黄が2点、
  青が1点として計算しますが、ジェットローラーの外周が各色の間の白線上に
  ある場合は点数の低い方をとって計算します。
6.6イニング制ですが、5イニングをラッキーイニングとしており、このイニング
  において勝ちチームの得点となった赤、黄、青の3色のジェットローラーが同
  色のポイントゾーン上に停止、または接触している場合に限り、ボーナス得点
  として赤6点、黄5点、青4点のボーナスポイントが与えられます。
<投球ホーム>
 ハンドルを軽く握り、片膝又は、両膝をついた姿勢で床面でジェットローラーを2〜3回前後に滑らせ目標に向かい押し出すように投球する。手がラインを越えてもアウトに はならないが、立ったり、走りながらの投球、足がラインを越えた場合はアウトになる。