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7月号
 
 

夏バテ防止!梅干、梅酒を作ってみませんか?

 

最近暑い日が続きますねー。今年の夏も猛暑になるんでしょうか?今回の話は夏バテ防止食品の代表?梅干の作り方を書いてみようと思います。

用意するもの
1. 梅(3s)
2. 塩(600g)
3. 焼酎(少し)
4. 漬け樽(ホームセンターで売っている陶器の瓶がお奨め)

 分量はこれにこだわらず、塩は梅の20%の量と覚えてください。
まず、梅は青い(緑色)の梅と黄色く色づいたものがあります。梅干には黄色く色づいたものを使用します。青く硬いものは梅酒などに使います。
作り方

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A

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M
梅のヘタを楊枝か竹串で取ります。なるべく梅にキズを付けないように丁寧に取ってください。
梅を水洗いしてごみを取り、一晩水につけておきます。こうすると出来上がったときに種と果肉がはがれやすくなります。(初日の作業はここまで)
瓶を水でよく洗い、内面に熱湯をかけ、水気を取ります。タオルなどで拭くと雑菌がつく可能性があるので、自然乾燥するのがよいと思います。(私は日干します、こうすると殺菌効果もあるそうです。)
塩をフライパンで乾煎りして乾燥させておきます。
梅を水切りして乾燥させます。濡れているとカビの原因になるので気をつけてください。
瓶を用意し、焼酎を浸み込ませたガーゼで瓶の中を拭きます。
乾かした梅に軽く焼酎を振ります。瓶の底に塩を軽く振り梅を一段並べます。(なるべく隙間のないように)二段目、三段目も塩、梅の順で敷き詰めます。最後に残った塩を全部入れます。
落し蓋をして重石をのせます。重石の目安は梅の2倍の重さです(重石がない時はペットボトルなどを利用してください)
後は瓶を密閉して2〜3日置きます。梅酢が上がって梅全体が浸かったら重石を半分くらいにします。これで一段落。赤シソが出回るまで休憩です。
シソは水洗いし、ごみを取り除きます。(スーパーで売っているもの二束)
大き目のボールにシソの葉をちぎって入れ、塩一掴みでよーくモミます。このとき出てきた汁は捨ててください。
瓶の重石を取り、シソをよくほぐし梅酢に浸かるようにしてください。この状態で土用まで待ちます。
土用になったら、晴天が続いた日に3日間土用干しします。梅を一粒ずつ並べ時々裏返して干します。シソも一緒に干しましょう。夕方になったら梅酢の戻し、同じことを後2日行います。(雨には絶対あわないように!)
これで完成です。が、1年以上漬けておいたほうが味わい深くなります。
梅干だけに口をすっぱくして言いますが。どの作業も常に清潔操作を守ってください。成功の秘訣です。
 
ついでにもう一つ、梅酒の作り方も教えましょう。これは簡単です。
用意するもの
1. 青梅(1kg)
2. 氷砂糖(500g〜1kg)
3. ホワイトリカー(梅酒用焼酎)
作り方
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A
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C


D
E
青梅のヘタを楊枝か竹串で取ります。なるべく梅にキズを付けないように丁寧に取ってください。
青梅を水洗いしてごみを取ります。
ガーゼなどで梅の水をふき取っておきます。
よく洗って乾かした漬け込み用のビンに氷砂糖を500g〜1kg(甘いのが好みなら1kg、甘くない方が好みなら500g、私は300gにしています)入れます。その上に梅を入れ、最後にホワイトリカーを全部入れます。
密栓をして冷暗所で約半年保存します。
半年後くらいから飲めますが、数年寝かせたほうが美味しいですよ。
 
梅干はなかなか大変な作業ですが、自分で作った梅干なんて感激しますよ!梅酒の方は以外に簡単!夏バテ防止のパートナーにぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか?