8月号 |
無力な人間 |
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先月、西日本を中心に記録的な豪雨をもたらし、甚大な被害が発生しました。現在も尚復旧作業が続いていることと思います。この石川県も例外でなく、加南を中心に大きな被害がありました。そこで石川県の急流として知られる手取川の過去の水害を簡単に調べてみました。
明治14年5月:前年の大雪の融水と5月の降雨により各所で堤防が決壊し、粟生村(旧寺井町)で死者22名、流出家屋10戸、浸水家屋80戸にわたる被害が発生。 この記録を見ると、昭和9年の洪水以降大きな被害は出ていない。これは昭和55年に手取川上流に手取川ダムが完成したことにより洪水調節ができているものと思われます。 |
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