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6月号
 
 

着物を着よう!!

ついに私にも恐れていた時期がやってきました。それは友達の結婚式ラッシュです。
現在聞いているだけで4件、まだ増えそうな予感です。結婚式貯金を始めなければ…。
私の知人は1年で8件、しかも1ヶ月に3件なんてこともあったそうです。
 結婚式に招待されて1番悩むのが服装ですが、今年は家にある着物を活用しようと
思っています。しかしいざ着物を着るとなると小物の準備や作法、マナーなどいろいろと大変で本を読んだり、母に聞いたりして勉強している最中です。
そこで今回は着物を着るときにきれいに見えるポイントを3つ挙げたいと思います。

1つ目は、足元です。洋服と違い、やや内股が美しいです。また、歩幅は10センチ程度が着崩れません。足の運びも特有で、つま先からすり足気味に運んでいきます。歩く時
つまを持つ事も忘れてはならない動作です。

2つ目のポイントは、腹筋です。帯にお腹を置く姿勢をとる方を良く見かけますが、帯は、お腹を乗せる為のものではありません。腹筋を使い、しっかりと上体を保ちましょう。
また、同時にヒップも引き寄せて立ちます。着物姿では、ヒップラインも意外と目立ちます。

3つ目は、頭部です。昔より、「首が長いことは美人の条件」といわれて参りました。和服姿の襟足からにスラリと伸びた長い首は、艶やかで大変美しいです。「生まれつき短い」なんておっしゃらないで下さい。首の骨、「頚椎」の数は、どの人間にも同じ数しかありません。首のラインの美しさを構成する重要な要素は、鍛えられた筋肉です。筋肉でしっかり頭を支えましょう。毎日の心がけで首のラインが変わってきます。

 猫背で姿勢の悪い私にはまだまだ無理な事ばかりですが、いつかはさらりと着物を
着こなせるような女性になりたいものです。