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5月号
 
 

広めよう!生涯スポーツ

「キンボール」を紹介します。
キンボールの「キン」は、英語の「キネスシス = kinesthesis」の略で「運動感覚」の意味。従ってキンボールとは、直訳では運動の感覚を楽しむボールゲームとなります。運動神経を磨いたり、競ったりする一面的な記録主体の競技でなく、運動による感性創出すなわち「励まし、助け合い、感動の共有や協調性を高める。」そんなコンセプトを具体的にしたスポーツがこの「キンボール」と言えます。創立者はマリオ・ドゥマースという人で、そこで彼は若年層の無気力感や他人事には無関心である実体に接し、ある種の危機感をいだき、彼は専門のスポーツによって「生きる喜びなど感動の共有や協調性を高める」ことがこれからのスポーツの重要な使命であることに気付き、思考錯誤の上このキンボールを生みだしました。発生など多くの問題を生じせしめています。キンボールのデビューは、このような背景の中から「共に生きる力をつける」ことをテーマにしています。

キンボールって?
キンボールは、 直径122cm、 重さはわずか約1kgのボールです。メインのキンボール・コンペティションゲームは、このキンボールを使用し、4人1組で構成されたチーム(おのおのピンク、グレー、ブラックに色分けされた3チーム)が、13〜21m×16〜21mのコートサイズ内でヒット(サーブ)やレシーブを繰り返す新しいゲームです。
その他にもキンボールを使った様々なプログラムがあり参加者に合わせて楽しむことができます。
ルールは簡単です。メンバーがボールをヒット(サーブ)する前に、他チームのブラック又グレーいずれかのチームカラーを、声を出して指定します。この時必ず「オムニキン」(オムニとは、すべてのという意味)と、言う言葉を相手チームカラーの前に声掛けします。例えば「オムニキン・ブラック」と発声した後ヒット(サーブ)しなければなりません。いわば「すべての人が楽しめられるスポーツ」という新しい言葉を作り出すことであり、「かけ声、みんなで声を掛け合って、床にボールを落とさなければいいのですから!」っと言っても、それが難しいですけどね。でも、本当はスポーツした後のビールが美味しくて体を動かしてみてもいいかもしれませんね。