ホームコラムバックナンバー>6月号

6月号
 
 

スターウォーズ

 

 ジョージ・ルーカスの代表作と言っても良い、スターウォーズですが、その最終作と言われる「エピソード3 シスの復讐」がついに公開になりますね。
 思い出してみると、初めてスターウォーズを観たのが小学校高学年位の時、父親に連れられて映画館で、なんとか字幕と格闘しながら、その壮大さに感動したものです。
 さて当初ジョージルーカスの発表によると、スターウォーズは全部で9作で、最初に公開されたのは4作目であるということでした。なぜ4作目から?やはり、ルーク・スカイウォーカーが一人前の戦士として成長していく過程が一番面白く重要な部分だから??エピソード1〜3はあくまでも序章位にすぎないの?と思っていました。 
 事実、エピソード4〜6までは、ルークが普通の男から立派なジェダイの騎士に成長するまでが克明に描かれていましたし、最後には帝国を打ち破りハッピーエンド、とこれで充分とも思われる物語に仕上がっていました。
 その後16年の沈黙を破ってエピソード1が公開された時、更にはエピソード2を観てからは、それまでの考えを改めざるをえないと思いましたね。そのくらい見応えのある映画に仕上がっていたと思います。その後の世界(エピソード4〜6)を知っているのですから、結果は分かっている、でも、観れば観るほど謎は深まっていくばかり・・・不思議です(笑)。特にエピソード3の予告編ときたら、ダースベイダーの姿が出ただけで歓喜の声を上げたくなっちゃうくらいワクワクです。
 私は子供を連れて「ハウルの動く城」を見に行ったときに、予告編を観たのですが、もう、絶対観るぞ!と固く心に誓ってました・・・まだハウルも観ていないのに。

 今回の作品の際のジョージ・ルーカスのコメントで、「もう続きは作らない」とありました。理由は「スターウォーズはアナキン・スカイウォーカー(ダースベイダー)の幼少期から、死ぬまでの話だから」・・・そうです、エピソード4〜6は、実はルーク・スカイウォーカーの戦士としての成長を描いた話ではなく、ダースベイダーからアナキン・スカイウォーカーに戻るまでの話だったのです。

 今回の作品の公開が終われば、当然DVD等も発売されるでしょうし、1,2、4〜6はすでに発売されていますので、家でじっくりと楽しむことが出来るようになります。その時、どの順番で観るか?これは悩みます。個人的には、初心者(まだ観たことがない人)には、やはり、4〜6の後に1〜3を見て欲しいと思います。
 反面、すでに何度も見終えている人には、1〜6までじっくりと、アナキン・スカイウォーカーの一生を楽しんでもらうのもいいかな?と思いますね。

あなたはどの順番で観ますか?

P.S.
 やはり1,2は最新の映画だけあって映像の綺麗さに目を奪われます。対して4〜6はいくらデジタルリマスターをかけたとしても、古臭さは隠せません。あれでも当時は最先端のすばらしい映像だったのですけどね。

 

スターウォーズ公式サイト